南大阪朝鮮初級学校

校長挨拶

ようこそ！南大阪朝鮮初級学校ホームページへ

南初(ナムチョ)は同胞、保護者、卒業生の方々の熱い思いと絆に支えられ、民族学校として今日までの７５年間、南大阪地域の民族教育を固守・発展してまいりました。

2020年7月には南大阪地域の民族教育100年を目指し、希望と笑顔が満ち溢れる学校になるようにとの願いを込めて、【安心・安全・快適に学べる現代的な新校舎】を建設いたしました。

その熱い思いに少しでもこたえられるよう、南初(ナムチョ)が「通いたい学校」「通わせたい学校」になる事を目指します。

今後、未来を築く人材とはどんな人材でしょうか？

私は、「他の人とは違う創造力と他の人に対する配慮や思いやりを持ちながら自分の夢をかなえる人」だと思っております。

すなわち、「みんなちがって、みんないい」そんな、環境で育った人材だと思っております。

南初(ナムチョ)は小規模学校です。

このような環境だからこそ育つ、
「世界にひとつだけのウリハッキョ！」「オンリーワン！」を目指します。

南大阪朝鮮初級学校　学校長　許三文

「ナムチョ教育」の強みとは？

１．言語教育を強化しています。

「ナムチョ教育」の強み1 ①言語教育に対する圧倒的な授業数に現れています。
南初では朝鮮語、日本語、英語を合わせて、年間３８５時間の授業が行われています。

②3言語を話せるようにトライリンガル教育を行っています。
世界的に見ても3言語を話せる人口はわずか１３％しかいてません。
世界的に見ても、南初の言語教育はとても希少価値が高いと言えます。
（南初では英語教育を幼稚班から6年までの9年間、独自で行っています。）

２．人間力を養う教育環境がここにはあります。

①人間力を高めるための絶対条件は学力です。特に見えない学力の向上です。
本校では12名以下という極めてきめ細かな指導が充実される少人数制での授業や学級活動、課外活動が行われています。まさに学生達が「主」になって活躍できる環境です。

②南初は同年齢とのつながりが強いです。
それは、「1人はみんなの為に、みんなは1人の為に」この精神がすべての根底にあるからです。勉強をする時も教え合い、学び合い、みんなで一緒に勉強する。このように今、ものすごく注目されている協同学習が自然と行われています。
また、一つの目標に向かってみんなで力を合わせて成し遂げるそのような風潮が自然と身についています。

③異年齢とのつながりが強いことも南初ならではの強みと思います。
低学年、高学年毎の全体活動があります。例えば、盛んに行われているクラブ活動や遠足、学習活動や学校行事等、様々です。
この過程で上級生は下級生の見本になり、また、助け合ったりします。
社会に出た時って、必ず異年齢どうしで働きますよね。
南初ではこのような異年齢との交流を活発化させる事によって自然と目上の人や年下の人との関わり方が身に付きます。

④地域とのつながりも南初の強みと思います。
南初を支援してくださる地域同胞達や学父母達の活動、日本の友人の方々の活動を学生達は直接目で見て、感じています。
このような環境の元で育った学生達は地域に対する感謝の気持ちを持ち、いずれ、地域の為に貢献できる人材へと育つ事でしょう。
また、地域全体の目で一人の学生を育てるという風潮も南初ならではのよさではないでしょうか